空手家で腰痛に悩まされている方は非常に多くいらっしゃります。
それではなぜ空手家は、腰痛になりやすいのでしょうか?
ここでは、その理由について解説していきます。
目次
なぜ空手家に腰痛持ちが多いの?
空手では三戦立ちをはじめ、前屈立ちや後屈立ちといった基本の立ち方は、背筋をピンと伸ばして、お尻を突き出すような立ち方を行います。
そのため、腰に力が集中し、負担もかかりやすくなります。
また、組手の際の構えは、右利き・左利きによって変わりますが、左右どちらか一方に構え続ける人の方が圧倒的に多いでしょう。
左右どちらか一方の構え方での動きが極度に多いと、左右の筋肉のバランスが崩れ、骨盤に歪みが生じてきます。
骨盤に歪みが生じると、腰の周辺の筋肉にも悪い影響を与え、結果腰痛を引き起こします。
さらに回し蹴りにおいて、蹴る足と同じ側の腕を後ろに振るようにして蹴る人は、無理矢理腰を捻るようにして蹴るので、腰椎に負担がかかり、腰を痛めやすくします。
空手家に腰痛持ちの人が多いのは、上で挙げたこれら理由によるからです。
腰痛持ちの空手家が、うまく腰痛と付き合うためには?
腰痛に悩まされている空手家にとって、いちばん大切なことは「腰痛とうまく付き合うこと」です。
腰痛とうまく付き合うためには、これ以上、腰痛を悪化させないようにして、日々体に気を配ることが大切です。
ストレッチングを取り入れよう
最も手軽に始められるのは、ストレッチングです。
腰痛の人は、特に大腰筋や腸骨筋が緊張状態にありますので、その部分をストレッチングして、腰痛を緩和させましょう。
ストレッチングの内容につきましては、Webで「腸腰筋 ストレッチ」と検索すると、いろいろなストレッチ運動がご紹介されています。
その中から、ご自身に合った運動方法を、日課に取り入れてみましょう。
稽古前後のウォーミングアップ・クールダウンは入念に
これは基本中の基本でありますが、空手の稽古は激しいものですので、十分に体中の筋肉をほぐしてから稽古に臨み、稽古後も整理運動を行って、体を徐々に冷却するようにしましょう。
入念なウォーミングアップとクールダウンは、稽古による腰へのダメージを軽減させます。
それでも腰痛がひどくなったら、すぐ診てもらおう
十分に腰のメンテナンスを行っていても、気候の影響や稽古中のアクシデントなどで、腰痛を悪化させてしまうこともあります。
そんなときはすぐに、整形外科や接骨院、整骨院、そして鍼灸院などで診てもらい、十分な処置を受けましょう。
まとめ
空手家で腰痛持ちの人が多い理由は以下の通りです。
・基本での立ち方自体、腰への負担が大きい
・組手の際、左右どちらか一方で構え続けるので、左右の筋肉のバランスが崩れ、骨盤に歪みが生じる
・回し蹴りで蹴り足側の腕を後ろに振ると、無理矢理腰を捻るので、腰椎に負担をかけやすい
空手の性格上、いずれも避けることは非常に難しいですが、ストレッチングや入念なウォーミングアップとクールダウンを心がけて、体に気を配りながら、腰痛とうまく付き合いましょう。
それでも辛い場合は、診療機関で十分な処置を受けましょう。
