大学の空手部に入部したい初心者が始めるべき、下調べ4点

厳しい受験を乗り越えて、晴れて大学に入学後、今までの自分を変えるべく、何か新しいことを始める気持ちには、誰もがなることでしょう。

ここでは、大学に入学したばかりの空手の初心者の方が、空手部に入部しようと思ったら始めるべき、4つの下調べについて解説していきます。

スポンサーリンク
karate-progressレクタングル大

まずは入学した大学での、空手部の雰囲気をチェックしよう

大学の空手部というと、いわゆる「体育会」に所属している団体であります。

体育会所属の各運動部は、試合数や練習量も非常に多いため、大学生活の大半を、その活動に費やすことになります。

また、一部の体育会の中には、昔ながらの学年ごとの厳格なヒエラルキーや理不尽なしきたりを、今に残しているところも多くあります。

そのようなところでは、いじめやしごきが日常茶飯事となっています。

初心者のあなたが、そのようなところにうっかりと入ってしまったら、あなたは、先輩たちからの格好のターゲットとなり、せっかくの大学生活が地獄と化してしまいます。

そのため、初心者でもなじめる雰囲気かどうかの下調べは、大変重要です。

どのように新入生を勧誘しているかウォッチしてみよう

仮に今、あなたが大学に入ったばかりで、サークルや体育会、あるいは文化部が、新入生の勧誘を行っている時期だとするならば、空手部の勧誘の様子をウォッチしてみましょう。

そこで部員たちが、新入生たちを強引に呼び止めて、しつこく勧誘しているならば、その空手部への入部はやめましょう。

そのような空手部にいる先輩たちは、初心者をサンドバッグとしてしか見ていないでしょう。

できれば稽古の風景もウォッチしてみよう

もしも、稽古場所を遠巻きに眺めることができるならば、ぜひ日頃の稽古の風景もウォッチしてみて下さい。

そこでももちろん、上級生が下級生に対して、いじめやしごきをしていないかをチェックしてみましょう。

稽古を通して人は成長しますが、いじめやしごきでは、人は成長しません。

流派についてもチェックしたら、直接見学に行ってみよう

入学した大学の空手部が、どこの流派かチェックしよう

空手の流派には大きく分けて「寸止めルール」の空手と「フルコンタクトルール」の空手の2種類があります。

寸止めルールを取り入れている流派は、主に伝統系の「四大流派(剛柔流・糸東流・松濤館流・和道流)」と呼ばれる流派が挙げられます。

フルコンタクトルールを取り入れている流派は、極真会館およびその流れを汲む各団体が挙げられます。

ただし近年では、極真会館のうち、松井館長主宰の団体に関しては、2020年の東京オリンピックに向けて、寸止めルールに対応した取り組みも行っております。

もしもあなたが、空手部への入部を希望するならば、まずはその流派について調べ、そしてそれが、あなたの空手の理想像と近いかどうか考えてみましょう。

納得できたら、早速見学してみよう

上で挙げた、3つの下準備をし

てみて、自分の中で納得できたら、早速、空手部の稽古の様子を見学してみましょう。

稽古中は、もちろん先輩達も厳しいときがありますが、それは、空手部のレベルやその強さを維持するためには致し方ないことです。

稽古外での各部員たちの雰囲気や、見学中のあなたに対する部員たちの接し方をよくチェックしましょう。

話しやすい雰囲気でしたら、分からないことなど、いろいろ質問してみるとよいでしょう。

特に「空手部に入部してから空手を始める」といった方がどのくらいいるかについては、絶対外せない質問です。

初心者で入部してから上達して、現在はいろいろな試合で活躍されている部員が多ければ多いほど、初心者にも優しい空手部ですので、入部するチャンスです。

まとめ

空手部といえば、大学の体育会に属するため、大学生活の大部分を空手に捧げることとなります。

それゆえに、しっかりした空手部でしたら、これから4年間の大学生活であなたは、空手を通して大きく成長することでしょう。

そのためにも、もしも初心者のあなたが、大学の空手部で空手を始めることを考えているならばぜひ、情報収集を怠らず、あなた自身の目で見極めて下さい。

スポンサーリンク
karate-progressレクタングル大

karate-progressレクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする