黒帯らしい空手の強さを目指して、今から鍛えておくべきこと3選

空手で黒帯を締めるようになったからといって、急に強さを発揮できるようになったり、黒帯らしい風格が表れたりするようなことはありません。

上記に挙げた事柄は、色帯のうちから日ごろの努力を積み重ねた結果、黒帯を締めたころには、自ずとそれにふさわしい強さや風格が身についていたからにすぎません。

ここでは、黒帯らしい空手の強さを目指すために、色帯のうちに鍛えておくべきことについて、解説していきます。

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受験勉強のノリで昇段審査を受けることなかれ!

晴れて黒帯を取得できたのはいいものの、なかなか組手で強いところを見せられない人が、中にはいることかと思います。

また、後輩への指導の際も、本人もその技について十分理解していなかったり、的外れな説明をしたり、または自信なさげに説明したりしている黒帯の人も中にはいることでしょう。

黒帯を早く取りたいがために、進学受験のための勉強のノリで、一時しのぎの審査対策だけを行って審査に臨むと、合格はすれども、学んだことが何一つ身についていないということが、往々にしてあります。

そのようなことがないように、黒帯を締めるまでに、色帯のうちから鍛えておくべきこと3選について、次に解説していきます。

今のうちから鍛えておくべきこと、その3選!

(1)打たれ強さを身につけよう!

空手において、黒帯らしい強さを見せる機会といえば、日ごろの組手や試合のときです。

試合では、色帯の間は防具の装着が許されていても、黒帯になると防具なしで闘わなければならない空手の流派も多いことでしょう。

そのときに備えて、打たれ強さは身につけておきましょう。

硬い拳やスネを作るためにも、今のうちから少しずつ、巻き藁や砂袋を使って、拳やスネを鍛えておきましょう。

もちろん、拳やスネばかりでなく、二人ずつ組んでお互いにお腹を打ち合ったりするなどして、全身の打たれ強さを身につけておくようにしましょう。

(2)パフォーマンスをアゲていこう!

パフォーマンスというと抽象的すぎる表現ですが、負けずに闘い抜くためのスタミナやパワー、スピード、そして技術を向上させていきましょう。

日誌をつけたり、可能なら動画を撮ってもらったりして記録に残したら、それを反省材料とし、次回の稽古で改善策を実践してみましょう。

(3)今まで習ったことは、しっかりと理解しておくこと

黒帯になったら、強さだけでなく、指導力も問われます。

空手の右も左も分からない初心者から始められた方でしたら特に、後に続く人たちのお手本として、今まで学んできたことも、そしてこれから学んでいくことも、決して聴き流さずに、一つひとつ噛み締めながら、自分自身に刻み込んで下さい。

まとめ

黒帯は一生ものです。

せっかく取得するならば、一夜漬けの知識よりも、自らの血や肉として体に染み込ませた上で審査に臨んだ方が、黒帯らしい強さや風格が身につくことでしょう。

焦って上の帯を取ろうとするよりも、自分のペースで構いませんので、確実にそれにふさわしい条件をクリアしてから、黒帯を締められるようにしましょう。

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