空手で確実に効かせるローキックの蹴り方4つのコツ

空手の試合において、ローキックは地味ながらも、相手に対して確実にダメージを与えることのできる技です。

ここでは、ローキックの蹴り方とそのコツについて、解説していきます。

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まずはローキックの蹴り方を知ろう!

ローキックは、空手では「下段回し蹴り」とも呼ばれ、相手の下段にある急所を狙って蹴り込む、回し蹴りの一種です。

構えの向きがオーソドックスやサウスポー、そして蹴る足が前足や後ろ足の関係なく、蹴り込むことができます。

蹴る足側の膝を高く上げて、膝より先を打ち下ろすように蹴り込みます。

狙う場所は、太ももの側面にある急所です。

指を伸ばして体側につけながら、気をつけの姿勢になったときに、ちょうど人差し指から薬指にかけての指先で、太ももに触れる部分がそうです。

指で押してみた際、周囲に比べると、この部分に際立った痛みが感じられるはずです。

その部分を目がけて、自分のスネの足首寄りの、比較的痛みを感じない部分で蹴り込みます。

この急所の部分に繰り返し蹴り込まれると、ダメージが蓄積されて、ひどいときには数日間、足を引きずりながら歩かざるを得ない状況に追い込まれます。

蹴り方の次はコツを知って、空手のスキルに差をつけよう!

威力あるローキックの蹴り方のコツとして、足の軌道が重要となります。

足の蹴り込む部分を跳ね上げるように蹴ると、威力は出ません。

膝を上げる際は、抱え込んでしまうくらい高く上げましょう。

そして斜め上から、急所目がけて打ち下ろすように、蹴り込みましょう。

蹴り込んだとき、急所のところで最大の力を出すのではなく、急所よりも先の地点まで振り抜いてしまうようなイメージで蹴り込みましょう。

あと、腰の回転力を蹴りの力に乗せるため、打ち下ろす際、軸足のかかとを正面に返す動作も加えましょう。

そうすると、腰の力も乗った、威力のあるローキックを繰り出すことができます。

前足で蹴る際は、後ろ足に比べて素早く出せる反面、腰の回転力が小さい分、威力も弱いので、特に膝の抱え込みと軸足の返しは、意識するようにしましょう。

これらのコツを知り、実践できるようになれば、空手のスキルにおいて、ライバルに差をつけることができます!

まとめ

威力あるローキックの、蹴り方のコツを、改めてまとめてみました。

・膝を抱え込むように高く上げる
・急所目がけて打ち下ろすように蹴り込む
・急所の先まで振り抜くような気持ちで蹴り抜く

・蹴り込む際に軸足の返しを行い、腰の回転力も乗せるようにする

いかがでしょうか?

フォームはシャドーでも可能ですが、練習を行う際は、サンドバッグを使用するか、あるいは誰かにミットを持ってもらう必要があります。

ミットを用いる際は、薄いミットですと、太ももの急所で構えて蹴り込まれたときに、持ち手の人が大変辛い思いをしますので、ビッグミットなどの厚めのミットを使用するようにして下さい。

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