「空手は若いうちから始めないとついていけない」とお考えの皆さん、心配はご無用です!
空手は何歳からでも始めることができて、かつ、人を活き活きさせることもできる武道なのです!!
ここでは、中年の皆さんが空手を始めると活き活きする、その3つの理由について解説します。
良くも悪くも様々なものがのしかかる中年世代
最も働き盛りと言われ、家庭でも一家の大黒柱にも例えられる、中年世代。
一概にそう言われることもありますが、このご時世、家庭も円満で、仕事もうまくいっている方ばかりではありません。
立場の関係なく、様々なプレッシャーやストレスなどは、一様にのしかかってくる世代でもあります。
また、体が衰えはじめる年代でありながらも、ハードワークをこなさなければならず、ときには、その重圧に打ち負かされ、心身をも病んでしまいそうにもなることもあるでしょう。
とかく職場と家との往復の繰り返しばかりで、張り合いすら感じることができず、常に悶々とした日々を過ごしている方も多いことでしょう。
そうした単調かつハードで先の見えない毎日を送られている中年世代の皆さんには、ぜひ一度、時間がありましたら、空手道場を覗いてみるとよろしいかもしれません。
中年の方が空手を始めると活き活きする、その理由とは?
闘志が湧く
流派を問わず、空手道場では、みんな一斉に同じ内容で基本稽古を行います。
老若男女問わず一列に並び、一斉に大きな声で気合を出しながら、突きや蹴りの稽古を行えば、その場にいるだけで、十分に闘志がみなぎってくることでしょう。
体力の自信を取り戻す
空手の稽古1コマ分の流れは、どこの道場でも、ほぼ以下の内容で構成されています。
・基本稽古(立ち稽古、移動稽古)
・型稽古
・約束組手
・(組手のある流派のみ)スパーリング、自由組手
道場によって多少の差はありますが、稽古1コマ分にかける時間は2時間くらいとなります。
2時間の間で上記のメニューをこなすには、相当な体力がいります。
長いこと運動をしていない方にとっては、全身が筋肉痛で動けなくなるほどの運動量をこなします。
しかし、稽古を続けることによって、一連の稽古が楽にこなせるようになれば、若いころの体力が蘇り、あらゆることに対して自信を取り戻すきっかけにもなるでしょう。
仕事以外の生きがいを見出せる
空手道場には、老若男女問わず、様々な人たちが集まります。
職場や家族以外の人間関係にも触れ合うことにより、毎日の生活にも張り合いが出てくるようになります。
また、ほぼ同時期に入会された方がいらっしゃれば、お互いに切磋琢磨しながら上の帯を目指すことによって、より刺激的な空手ライフを送ることもできるようになり、空手の面白さにも一層ハマっていくことでしょう。
まとめ
中年の方が空手を始めると活き活きする3つの理由として、以下が挙げられます。
・闘志が湧く
・体力の自信を取り戻す
・仕事以外の生きがいを見出せる
空手は流派によって、ガンガンに打ち合うフルコンタクト系から、技を練り上げることを重視する伝統系の流派まで、幅広いアプローチがあります。
そのため、あなたに合った空手のスタイルが、きっと見つかるはずです!
思うところがあって空手にご興味を持ち始めた中年世代の皆さんはぜひ、お近くの空手道場をご見学されてみてはいかがでしょうか?