空手の帯の長さで悩まないための、3つの目安とは?

空手道場に入門してからの、初めての昇級。

初めて色帯を締める皆さんは、サイズを聞かれても、その長さの目安について悩まれるかもしれません。

ここでは、皆さんが昇級されたときなど、新たに帯を締め直す際に、悩まないための長さの目安について、述べていきたいと思います。

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空手には空手らしい帯の長さがある

色帯を初めて取得すると、初心のころにしか得られない、感慨深いものを感じるとともに「もっと頑張って上の帯を目指すぞ!」という決意を、改めて抱くことでしょう。

しかし、帯の長さにもきちんと気を配ってこそ、空手家らしい第一歩を踏みしめることができるのです。

結び目から垂れ下がる帯の両端が短すぎるのは、少しでも掴むところをなくす必然性のある、柔道や柔術ではアリですが、空手らしくはありません。

逆に長すぎると、前蹴りの際、帯の両端が顔に当たってしまい、無駄に辛い思いをしてしまいます。

空手の帯を結ぶためにも、それにふさわしい、適切な長さの目安というものがあります。

帯の長さを決める「3つの目安」とは?

それでは、空手家にふさわしい、適切な帯の長さの目安とはどんなものでしょうか?

その「3つの目安」について、これからご紹介いたします。

(1)手持ちの帯の長さを参考にする

皆さんが空手道場に入門した際、身長を基準に、大まかなサイズの道着を発注されたかと思います。

道着を購入すると、必ずセットで白帯も入っているかと思います。

新たに帯を取得する際は、まずは、その帯の長さを参考にするのが一番手軽な方法です。

帯のサイズはブランドにより、センチメートル表記であったり、号数であったりします。

帯の片端にあるブランド名の入ったタグの下に、数字の入った小さなタグがありますので、その数字を確認しましょう。

その数字が1ケタならば号数、もしくはセンチメートル表記で、小さなタグに印刷されていますので、参考にして下さい。

(2)自分のウエストと帯との比率を覚える

先述の、手持ちの帯の長さを参考にした場合、あくまでも身長基準のサイズのため、体形により、帯の長さが短かったり、長かったりする場合があります。

そのような場合は、下記に示した計算方法で、帯の長さを算出してみましょう。

・ウエスト×2+110~120cm(守礼堂での参考値・他のブランドでもほぼこの数値です)

上記の計算値を基に、該当する号数あるいは近い寸法の帯を選ぶと、より皆さんの体形に合った長さの帯を選ぶことができます。

(3)結んだ際の両端の理想的な位置

まずは帯を締めた際、その両端が上衣の裾あたりか、あるいは少し出るくらいの長さが、帯の長さの理想的な位置となります。

(1)と(2)で参考にした長さの帯で、もしも上記の位置よりも帯の両端が、極端に上だったり、もしくは下だったりした場合は、次回、帯の長さを見直しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

帯の長さは、誰もが必ず戸惑うのではないかと思います。

しかし、上で述べました「3つの目安」を参考に、ぜひご自身に合った長さの帯を選んでみて下さい。

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