空手の型がダイエットにいい、4つの理由とは?

いつも空手の稽古に励んでおられる皆さんの中には、「地味で退屈だし、型の稽古だけはちょっと…」という方は多いのではないでしょうか?

しかし、ダイエットに関心のある方にとって、型の稽古は、特に取り組んでいただきたいものなのです。

ここでは、空手の型がダイエットにいい、その4つの理由について、説明します。

空手の型がダイエットにいい「4つの理由」

それでは早速、その4つの理由について解説します。

型は呼吸を挙動に合わせ、かつその挙動には緩急があります。

その一連の流れ自体が有酸素運動であり、じっくりと行うことによって、体脂肪と血液中の中性脂肪を燃焼させます。

型をじっくり取り組むことは、全身を時間かけて動かし続けますので、全身の無駄な脂肪をまんべんなく燃焼させます。

特に、突きや蹴り、受け技は手足のダイエットに役立ちます。

さらに方向転換の際や、横の相手を想定した技を繰り出す際など、腰のひねりも多用しますので、お腹周りのダイエットにも、まさにうってつけです。

型を真剣に行うと、思った以上に息も上がり、運動量も多くなります。

また、筋肉の弛緩と緊張を繰り返しますので、筋肉に良い刺激を与え、体を引き締めます。

型を真剣に取り組むことによって、男性はより男性らしく、女性はより女性らしい体を練り上げることができるでしょう。

自発的なダイエットは、ときに億劫なときもあって、ついついサボりがちになり、効果的な継続が難しいかと思います。

しかし、皆さんが道場に来たら、その日の稽古内容に型稽古があれば、いやでも取り組まざるを得ない強制力が、効果的な継続につながります。

空手道場に足を運んで、一生懸命型の稽古をしても、飲みすぎたり食べすぎたりしては、ダイエットにはなりません。

そのため、以下の3点も十分心がけましょう。

お酒自体はカロリーが少ないと言われていますが、ついつい楽しいお酒ですと、お酒の量だけでなく、おつまみの量も増えてしまいます。

すると摂取するカロリーが増えてしまいます。

どんなに楽しいお酒の席でも、くれぐれも適量で楽しみましょう。

遅い時間に夕食を食べると、睡眠中に消費できなかったカロリーがそのまま蓄積されてしまいます。

朝食までに空腹感を感じるように、常日頃から夕食の時間を調整するように心がけましょう。

せっかく空手を習っているのですから、空手をダイエットに活かしましょう。

特に型稽古のある日を選んで、コンスタントに稽古に参加する頻度を増やしましょう。

稽古量が多ければ多いほど、カロリーの消費量は増加します。

空手の型がダイエットにいい理由として、以下の4つが挙げられます。

(1)時間をかけて取り組めば、有酸素運動になる
(2)手足を駆使した全身運動である
(3)真剣に行うと運動量もかなり多い
(4)道場に来たら否が応でもやらざるを得ない

ただ、型稽古に取り組んでも、飲みすぎや食べすぎには十分注意しましょう。

皆さんもぜひ空手の型を、ダイエットのために活かしてみてはいかがでしょうか?