空手におけるキックミットの練習で重視すべき3つのポイント

空手の練習アイテムで、キックミットは大変欠かせないものです。

単発での威力ある突き蹴りの練習、そしてコンビネーションやスタミナをつけるための練習と、空手で強くなる要素は、このキックミットで網羅できると言ってよいでしょう。

ここでは、空手におけるキックミットの練習で、重視すべきポイントについて解説します。

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キックミットの練習で重視すべき、3つのポイントとは?

キックミットでの練習で重視すべき3つのポイントは、以下のとおりです。

単発技を再確認しよう!

キックミットを使った最もベーシックな練習としては、突きなら突きだけ、蹴りなら蹴りだけと、1つの技だけに絞って行うことです。

フォームの確認や打点のブレ、1発1発の威力を確かめるには、最適かつベーシックな練習メニューです。

ただ闇雲に突いたり蹴ったりするのではなく、10本1セットを数セット行うようにすると、メリハリのある練習ができます。

練習の際は、漠然と行うのではなく、何か1つテーマを決めて行うとよいでしょう。

コンビネーションでスムーズな動作を身につけよう!

キックミットでは、突きや蹴りを組み合わせたコンビネーションの練習もできます。

実際に組手や試合で繰り出そうと思っているコンビネーションや、苦手なコンビネーションなど、自分で組み合わせて実際にやってみましょう。

また、新たなコンビネーションを考えついた際、研究のために実践してみることもできます。

繰り返し打ち込むことによって、体の使い方やスムーズな動作が身につくことでしょう。

いろいろとメニューを組み合わせて、スタミナもつけよう!

上記の2つのポイントを念頭に置いたメニューを組み合わせて、まとまったセット数をこなすことにより、スタミナもつけることが可能です。

また、緩急のあるメニューを組み合わせて、インターバルトレーニングも行うことも可能です。

さらに持ち手の人が上級者でしたら、1発ごとに自由な位置に構えてもらい、その位置を狙うように打ち込む練習もできます。

この練習は、同時に反射神経も養うことができ、決められた回数あるいは時間ごとで1セットとし、複数セットを真剣に行えば、息の上がり具合や精神的なプレッシャーにおいて、実際の組手に近づけられます。

持ち手は重要なパートナー!キックミットを持つときは、ココを注意しよう!!

キックミットを使った練習を行う際、持ち手の人は重要なパートナーとなります。

十分な持ち方ができないと、パフォーマンスの向上を妨げるばかりでなく、怪我にもつながります。

持ち手の人は、以下のポイントに十分注意しましょう!

技に対する正しい打点には気をつけよう!

空手の技には、突きや蹴りにしても様々な種類の技があります。

それぞれの技に対して、有効な打点を得られるようなミットの高さや角度、持ち方には注意しましょう。

お互い事前に「この技のときはこういう持ち方」「上段蹴りのときはこの高さ」というように打ち合わせして、本気で突き蹴りを行う前に、軽めに技を出して確認するようにしましょう。

回し蹴りの際も怖がらないように!

持ち手の人が不慣れな場合、いちばん怖いのは回し蹴りが来たときでしょう。

特に上級者の重い中段回し蹴りを受ける際は、下手したら、それを持っている腕に、キックミット越しに重い衝撃が加わることがあり、持ち手の人は、恐怖心を抱くかもしれません。

それでも怖気づかずに、蹴ってくる相手の脚と向かい合うように構えながら、肘を自分の体に密着させたまま、ミットを顔から離すように傾けるようにして、がっちりと構えましょう。

持ち手の人も、恐怖心を克服するために、どんどんキックミットを持つことに慣れていきましょう!!

まとめ

上記で述べました3つのポイントを基に、目的意識を持って、キックミットの練習に励み、空手でのパフォーマンスの向上に努めて下さい。

また、持ち手の役割も非常に重要です。

正しい持ち方を心がけて、安全かつ充実した練習をサポートしてあげて下さい。

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