空手の練習を自宅で行うための4つの注意すべきこと

日頃の稽古だけでは物足りないという方、反対に、仕事などの都合により稽古に出られないという方にとって、自宅でも空手の練習を行いたいとお考えの方は、きっと多いかと思います。

ここでは、空手の練習を自宅で行うための、4つの注意すべきことについて解説します。

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どのレベルまで、自宅の練習は可能か?

皆さんが通われている空手道場が、必ずしも行きたいときに開いているとは限りません。

そんなときに、自宅でも空手の練習がしたいと思ったことは、誰でもあるかと思います。

しかし、よほど広大な邸宅に住んでいるか、あるいは裕福な生活を送られている方でないかぎり、立地条件や設備において、普段通われている空手道場を再現するのは至難の業です。

皆さんがお住まいのご自宅で、もしも空手の練習を行うのであるならば、そのような制限を踏まえて、その範囲内で練習を行わざるを得ないということを念頭に置いた方がよろしいでしょう。

それでは次に、その範囲内で練習するための、4つの注意すべき点について解説します。

自宅で行うための、4つの注意すべきこととは?

(1)練習中の騒音や振動

皆さんがお住まいのご自宅が、住宅の密集地である場合や、さらに集合住宅の場合は、大声や衝撃音、振動には十分注意しなくてはなりません。

それにもかかわらず、大声で気合を出したり、型の練習でナイファンチのときのような強い踏み込みを行ったり、またサンドバッグや砂袋スタンドを組み立てて、自室で練習したりするなどは、近隣トラブルの元となります。

(2)練習スペースの限界

皆さんがお住まいの住居形態にもよりますが、自宅の敷地内で、気兼ねなく空手の練習ができるスペースをお持ちの方は少ないかと思います。

ましてや、賃貸で1Kやワンルームにお住まいの方で、部屋にたくさんの家財を置いている方は、なおのこと練習ができるスペースが限られるはずです。

(3)スペースの限界による怪我のリスク

先項で述べましたように、自由に動けるスペースが限られるほど、練習の際、体を周囲のものにぶつけやすくなります。

練習中の怪我は、非常にもったいない話ですので、部屋の整理整頓は常に心がけ、練習のためのスペースを少しでも広く確保しておくようにしましょう。

(4)あくまでも補助的な練習に限られる点

お住まいの環境や間取り、お部屋の整理状況にもよりますが、限られたスペースの中でできる範囲内での、補助的な練習にとどまることだけは、念頭に置きましょう。

自宅で可能な練習メニューとしては、その場での基本稽古や自重トレーニング、ウエイトを静かに上げ下げできる負荷でのウエイトトレーニングあたりとなるでしょう。

実家暮らしの方でしたら、廊下を利用しての移動稽古もできるかもしれません。

限られたスペースで可能な練習メニューのうち、自分にとって必要なものをピックアップして、それを優先的に行うようにしましょう。

まとめ

様々な理由で、自宅でも空手の練習を行いたいとお考えの方は多いかと思います。

けれども自宅では、以下の4つの注意すべきことを念頭に置いて練習するようにしましょう。

(1)練習中の騒音や振動
(2)練習スペースの限界
(3)スペースの限界による怪我のリスク
(4)あくまでも補助的な練習に限られる点

自宅でできない練習メニューについては、屋外でのランニングや、公園でのトレーニング、公立体育館の武道場での一般利用日などを利用することも選択肢に入れてみましょう。

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