空手を始めたばかりの方にとって、一人で自主的に練習する際、どんな練習をしたらよいか悩むことでしょう。
ここでは、空手の練習を一人で行うためにおすすめの、3つのメニューについて、説明していきます。
一人で行うなら、変化や流れのある練習メニューを!
空手の練習を一人で行う際、立った状態や移動しながらの基本稽古は、単調で飽きやすく、ダラダラとしがちです。
そのため、なるべく一連の変化や流れのあるメニューを取り入れるようにしましょう。
もしも、練習メニューの内容が単調なものならば、同じ内容を一定回数で区切って、次は違う内容をまた、一定回数行うようにしましょう。
一人で練習を行う際、できれば、普段通っている道場で、自由に開放している時間があれば、出向いて行うようにしましょう。
自宅内、特に集合住宅で練習を行うと、振動や騒音などで周囲に迷惑をかける恐れがあります。
また、自宅の中ですと、自室内の空手以外のものにも目が移りがちで、練習も中途半端になりがちです。
練習のための設備が整っている点からも、道場を利用するようにしましょう。
次に、一人でできる、おすすめの練習メニューについてご紹介しますが、基本稽古で行うフォームのチェックは、次に挙げるメニューの中でも行うことができます。
練習の合間に、鏡でフォームをチェックして、修正したフォームを、動きに取り入れるようにしましょう。
一人でできる、おすすめ練習メニュー3選!!
ここでは、道場の中で一人で自主的にできる練習メニューで、特におすすめのメニュー3選をピックアップしてみました。
その1:型
型は、想定された状況のもと、それに対応する技を組み合わせた、一連の流れです。
連続した動作を通して、体の使い方や呼吸を学ぶことができます。
空手において、技を練り上げるためにも、決して外すことのできない練習法です。
その2:巻藁
ただひたすら突くという単調な練習方法ですが、拳の鍛錬のためには、非常に重要な練習メニューです。
はじめは無理のない回数から始めていきましょう。
ちょっとでも集中力が欠けると、変なところを突いてしまったり、ひどいときには、拳が巻藁から外れたところを突いてしまうこともあります。
そのため、巻藁を突いている間は、しっかりと狙った場所に意識を集中して突き続けましょう。
集中力の鍛錬という面においても、欠かすことのできない練習メニューです。
その3:サンドバッグ
フルコンタクト系の道場や、伝統系でも道場内ではフルコンタクトで組手を行うところでは、絶対に外すことのできない練習メニューです。
一定回数で1セットとして、1種目ごとのセット数やメニューの組み合わせについては、無理のない範囲で設定しましょう。
単発の突きや蹴りならば、全力を出せる練習を行いましょう。
突きや蹴りの組み合わせならば、スピードと威力を両立させるように意識しましょう。
まとめ
空手の練習を一人で行うためのおすすめメニューとして、以下の3つをご紹介いたしました。
(1)型
(2)巻藁
(3)サンドバッグ
いずれも空手において、技を練り上げるためには重要なメニューです。
もしも、自主的に練習を始めようと考えている方がいらっしゃいましたら、ぜひ、これらのメニューを取り入れるようにしましょう!